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よくある勘違い

現在日本とアメリカは同盟国ですし、ビジネスや学問など様々な分野での交流があり、日本人にとっては一番身近に感じる外国の一つではないでしょうか。私にとっては物心ついて小学生だったころは「映画」、中学時代からは「洋楽」を通じてアメリカの文化の一遍を知る機会がありました。


ただ、今のようにインターネットもない時代、私はいろいろと勘違いをしてました。洋画に出ている外国人はみなアメリカ人で、日本語がべらべら、洋楽はすべてアメリカの楽曲で #アメリカ人アーティスト である、と。大人になってから、#エルトンジョーン#ジョージマイケル#ビートルズ までがイギリス人であり、日本語を流暢に喋っている洋画の俳優たちの中にはアメリカ人だけではなくイギリス人やその他の国の人たち、そして、日本語に関しては吹替だと知った次第です(いまでも #ジャッキーチェン の吹替の声は本人以上に本人な気がするのは私だけでしょうか)。


先日、ある掲示板で面白い投稿を見つけました。アメリカ大統領選挙の際、#バイデン前副大統領 の演説中、観客たちがアメリカの旗を振っている写真の下に「バイデン支持者は右翼が多いのか?」とコメントが投稿されてました。確かに日本ではいつからか「日本国旗を振る=右翼」のような観念が少なからずあるようですが、アメリカでは必ず字もそうではありません。「右翼」の定義にもよりますが、ざっと言って「#排他的国粋主義」のような印象があります。一方、アメリカのそれはむしろ国旗の下に一つになる「愛国」であり、壇上に立つバイデン前副大統領に対する敬意の表明でもあり、そこは「#排他的国粋主義」とはちょっと違うようです。

以前の職場は本社がジョージア州にあり、私のレポートラインの二つ上はジョージア勤務でした。彼がたまに私の職場があるニューヨークに出張して来ましたが、その際ランチ中興味深い話をしたのを覚えてます。


「政府の役割は小さくていい、なんなら結婚証明や運転免許でさえする必要がないのだ。なぜ政府が個人のそんなことを規制するのだ?自分の人生にかかわる結婚やら運転やらその他もろもろのことを、なぜ誰かほかの人間に決められなくてはならない?それこそ理不尽な話だし、建国の父たちが目指した自由の精神に反するだろう。」


自由に対する規制というのなら、「言論の自由」とか「宗教の自由」などがまず頭に浮かぶところだと思いますが、こと「結婚」や「運転免許」ともなるともう当たり前すぎて、それが自由に対する侵害につながるなどつゆほども思ってませんでした。


今回の大統領選では、#トランプ大統領 派にはマスクをしない人たちが多く見受けられ、そういう映像が日本のニュースでも少なからず放映されたのは記憶に新しいところ。彼らの「マスクをしない!」という反骨心は連邦・州政府が「マスクをしろ」と言うたびにますます燃え盛る。つまりそれは彼らの自由に対する侵害行為であり、アメリカという土地を受け継いで生きてきた人間には何としても受け入れがたいものなのでしょう、そういうニュース映像を見て、ようやくその上司の言っていたことの意味がわかりました。


日本に伝わっているアメリカというのは、#ニューヨーク なり #ロスアンゼルス なり #シカゴなり、多くが大都市部で移民も多く、宗教観・道徳観など本当に様々でそれが独特な文化形態を作り出しているようです。しかし、#アメリカ建国 以来、領土を開拓し、建国の父たちの精神を受け継ぎ、#キリスト教 を唯一の宗教として見立て、#カントリー音楽 をこよなく愛している人たちには、ほとんどスポットライトが当たることがないようです。彼らは往々にしてコンサバで、限られたことを限られた場所で営んでおり、例えば #ニューヨークの場所も知らないような人たちです

今回の大統領選挙で #トランプ大統領 が勝った州は、少なからずそういったコンサバな有権者たちが多く住む州であり、#PopularVote#トランプ大統領 に票を投じた7千万人以上が往々にして共有する価値観は、実は我々日本人があまり知ることがないアメリカの姿なのではないでしょうか。そういう事実を外して考えてしまうと、アメリカというものを勘違いして捉えてしまうことになりますので注意が必要です。



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